路上販売のおねえさん 

とっても不器用そうな
路上販売のお姉さんに 出会った。

お姉さんが
何を売っているのかは わからない。

何故ならお姉さん
ひとに話しかけるときに何度も
『ごめんなさい』といい

そして
『これは渋谷の…』とか言ってるうちに
お客さんはどこかへ行ってしまうからだ。

そしてまた相手を変えて
『ごめんなさい』『渋谷の…』からやり直し。

あたしの見てる範囲内でも
三回くらいは 『渋谷の』を聞いた。
でも 渋谷の何かは
一向にわからなかった。

ごめんなさい を 繰り返すのをやめられたら
きっと『何を売っているのか』くらいは 言えるだろうに。

でも きっと やめられないんだろうな
こういうひとは。

と思いながら あたしは通りすぎる。
頑張れ と 心の中だけで 呟いて。

頑張れ。そしていつかまたすれ違うとき
『渋谷の何か』について わかりますように。
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[2013/03/16 16:15] 日常的な徒然 | トラックバック(-) | CM(0)

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