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指先の傷 

指先に
痛い けれど
命にか変わるわけでもなく
数日で きっと消えるような
派手ではない怪我をした

でも とにかくいたい
皮が動けばビクッ
水に触れたらピキッ
ってなって
しばらく しかめっ面が
ほどけなくなるくらい痛い
下手したら動けなくなるくらい痛い

地味なのにさ
実質大したことないのにさ
痛い とにかく痛い



そんな 指先を 睨みながら
『その痛みには
一体なんの意味があるのかな』
と ぼんやり思う

放置したって
死んだり 悪化したりなんて
そうそうしそうにない
傷の痛み に
一体 なんの意味があるんだろう

放置したら
死んじゃうような
重大な傷なら
痛くなくちゃ困るよ
それは あたしにもわかるよ

でも 今のあたしの
指先の傷みたいなのの痛みなんて
一体なんの役にたつの?



でもきっと あるんだろうな と思う
そういう風な性質が
人間に組み込まれて
淘汰されることなく
今の今まで健在で

あたしに
痛がられているってことはね

そういうふうにできてる
そういうふうにできてるってことは
きっとなにかあるんだ

きっと たぶん
ふふふ



だって

生物が誕生して
人間が誕生して

どこかの地点で
『小さな傷が痛む』
という性質が生まれて

たくさんの時代や出来事を
越えた先であろう今

今現在
あたしのなかに
どっしりと 息づく

感覚なんだもの



必要がないのなら
今に至るまでの
数々の出来事によって
淘汰されていたんじゃないかって
あたしは 思うのよ



だから きっと
大きくない 小さい傷 が
痛むこと も きっと
そうでなくちゃならなかった
もしくは
そうであることが
都合のよかった 理由がある
多分 きっと 確証はないけど



もう遅いから 書き物終わり。



逆剥け あかぎれ
そのくらいの傷をイメージしてね
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[2012/05/25 02:32] 未分類 | トラックバック(-) | CM(0)

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