めのみえないひと 

職場より 帰宅途中
杖を持った
目が不自由だと思われる人に
出会った

だいじょぶかなって思って
もし 必要があれば
手助けしようと思って
少しの間 歩きながら
見ていたけれど

その人は きちんと
自分のいくべき方向を
把握しているようで

杖で 上手に
道の状態を確認しながら
何かに衝突することもなく
駅のホームに
向かっていた

あたしは
いまこの人には
何の手助けも要らないのだと
理解して

あたしはあたしの
帰途についた

それを見ていたあたしは
当たり前のことなのだが
『一つの障害が必ずしも
その人の全てを
支配するわけではない』
そんなことを
考えていた

障害に限らずとも
極度に不器用な
あたし自身の性質や
気持ちの ぶれやすさ
確実に感じる
他者とのズレ

そんなものたちも
きっと そうなのだと

それは 小さな不自由だけど
方法を探れば
あたしは それに
振り回されない 方法や
逆に
抱きしめて笑える位の何かに
変えてしまえる方法が
あるのかもしれないと

探していくよ
自分の 性質のような
そんな 部分たち
憎んで 恨んで
殺したい気持ちで
つきあっていくなんて
哀しすぎるもの



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