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最後 

今日は
ずっと
コトバの苦手な
あの子と一緒











午前中は
リトミック
あった

相変わらず
あたしは
音と表情と仕草で
あの子を誘う

あの子はもう
慣れた様子で
着いて来てくれる

コトバじゃない
『おいで』
瞳だけの
『見てるよ』

微笑んで
誘われてくれる
あの子に
救われるのは
あたし











『ありがと』

春に卒園した
『声が好き』

伝えてくれた子
がいたから
なんとかかんとか
やってこれたよ

『ありがと』

簡単に
自分の世界に
入り込んでしまう
あの子がいたから
意思を伝える為には
目をしっかり見る事が
必要なんだと
知ったんだ
目を合わせなくちゃ
自分の世界から
抜け出して来て
くれないんだもの

『ありがと』

コトバの苦手な
あの子に
絵本の読み聞かせ
始めたのが
あたしにとって
生まれて初めての
『他者に
聞かせるための
演技』
でした

高校・大学と
何かと表現活動してきて
いつでも
自分の自己満足を
超えるほどの目的など
なかったけど

あの子は
飽きてきたら
聞いてくれないから
それに
絵本を読む『音』
を好きになることが
コトバへの糸口になれば
嬉しいな、と
思ったから
あの子の反応を
逐一観察しつつ
工夫しつつで
表現した

好きになって
欲しかった
コトバという
音を

そもそも
歌という音が
大好きな子だから
不可能ではないと
想ったの













ありがと
ありがとね
たくさん
たくさん

あたしは
何が
できたかな

愛しさに
救われる
ばっかしで

大人に
社会に
怯えるばっかしで
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[2007/05/31 13:21] 日常 | TB(0) | CM(0)